10月16日、標茶町・鶴居村の主催で、『釧路湿原右岸堤防どさんこホーストレッキング』試歩会を実施しました。大石 鶴居村長、佐藤 標茶町長、釧路自然環境事務所、釧路総合振興局、自 然再生協議会地域づくり小委員会の関係者の皆様にご参加いただきました。
「釧路湿原右岸堤防どさんこホーストレッキング」とは、「釧路湿原国立公園」内の釧路湿原右岸堤防管理用通路(車両等侵入規制区域)を日本在来馬北海道和種「どさんこ」の背に乗って、のんびりとトレッキングを楽しむプログラムです。
釧路湿原・釧路川のワイズユース(賢明な利用)を目的に、通路を管理する国土交通省釧路開発建設部や環境省釧路自然環境事務所など、関係者で環境負荷の影響を検証しながら、検討を進めてきたものです。「釧路湿原や釧路川の自然再生の取り組み」や「北海道和種どさんこ」などについて学び理解を深めるインタープリテーション(自然や歴史・文化の魅力や価値を紹介し、地域と来訪者を結びつける活動)を組み込んで実施します。
インタープリテーションの手引きとなるハンドブック(「釧路湿原右岸堤防 どさんこホーストレッキングHandbook」)の作成も進めており、それを活用しながら、貴重な自然環境を保全していくためのルールをしっかりと守っていただいた上で、のんびりとホーストレッキングを楽しみつつ、当地域の「自然再生」の取り組みへの理解を深めてもらえればと考えています。
今後は、一般販売に向けて関係者間での最終調整を進めていきます。